元プランナーが花嫁になるまで

アラサーの元ウエディングプランナーが仕事で得たノウハウを実践しながら花嫁になっていく記録

衣装選び②~新郎タキシード編~

またまたブログを10日間も放置してしまいました。

結婚式まであっという間に7日間ほど…準備も佳境に入り、準備に追われていました。
ナーバスになって旦那氏に当たりちらし、困る旦那氏(我が家の旦那氏は滅多に怒りません→それがまた腹立つこともあったり)

結婚式準備ってやっぱりこういう事になるんですね。いくら余裕をもって動いていても感情のコントロールが一番難しい!

昨日、荷物の一時搬入を終えて、気持ちに余裕も戻り始めたので、ブログ再開します!


今回は、新郎のタキシードのお話です。

私たちは遠距離だったため、ドレスとタキシードの試着は別々に行いました。
(私が住まいの近くでドレスを選んで、別の日に東京で旦那氏のタキシードを見る!という具合です)

衣装選びの当初、タキシードに関して私にはいくつかの想いがありました。
・旦那氏にもタキシード選びを楽しんでほしい!
(結婚式=女性だけのものという考えを脱してふたり共楽しむ機会にしたい)

・日常使いが出来るスーツに仕立て直せるイイ1着をプレゼントしたい
(仕事でスーツを着る頻度は多くないからこそ、一生モノを1着もってほしい)

・丈の長いジャケットで「着られている感」が無いデザインを着てほしい
(旦那氏は身長が160㎝台で小柄な事と、着られているタキシードは仕事で見ていて抵抗があったため)


予算は20万円(小物除く)に設定
都内に数多くあるタキシードショップから南青山にあるロッソネロに予約をして伺いました。

閑静な住宅街のマンションの1室にあるこちらのショップ。
1階エントランスで名前を伝えると、エレベーターホールまでお迎えに来て頂き、紳士的な対応で初めからドキっとさせられました。
店内の壁や床も黒・赤で整えらて、エレガント・ジェントルマン・シックという言葉を連想しました。

こちらのお店は理念が確立されていて、入店後もまずはスタッフさんからの「想いの共有」のお話から始まります。
・タキシード=結婚式だけではない
・普段からフォーマルウエアを着こなすことで、社交界での楽しみ方が変わってくる
というお話を、聞かせて頂きました。
これらの想いはパンフレットとして1冊頂けることに。


生地やボタンなども選べるという選択肢の幅広さや仕立て直すことも出来る、といったポイントを聞いて、早速試着!

旦那氏がマネキンのごとく次から次へと試着をしていきました。
男性は女性より着替えが簡単なので試着にかかる時間も少ないのが良いですね^^

写真ではその一部をご紹介。

これ以外にも、お笑い芸人のような色の強いジャケットや、柄物などもあり、興味本位で羽織らせていただいたりもしました。

どれも上質で高級感があり、素人の私でも一流の物ということがわかる素敵なタキシードばかりでした😍
庶民の私たちには、少し背伸びをする感覚。

旦那氏にとっては初めての試着でしたが、自分に合う色や蝶ネクタイも思っていた以上にイケる(似合う)という気付きがありました。

ただ、一方で普段着のスーツとタキシードの襟や長さの違いが必要である事も実感。
普段着に出来るスーツの襟だと、新郎感が無くなるのです。
旦那氏が小柄だけど友人男性が体格のイイ人が多くてただでさえ埋もれやすいのと、ホテルマン・銀行マン顔(笑)なので、少しばかり新郎らしい高級感が無いと、映えないのでした。

THE タキシードなデザインでオーダーメイドすると、仕立て直しの際に襟をはじめとした前面の張替が必要になるとの事。

「前面を張り替えたら、それはもはや別のものなのでは?」という旦那氏の意見に私も「確かに」となり、そもそもオーダーメイド自体を再検討する事に。

私としては思惑とずれてしまい、残念な気持ちになりつつも、一番は旦那氏自身の気持ちの問題だろうという事で納得。
そして、私のドレスと同じレンタルショップでの試着もしてみる事になりました。