元プランナーが花嫁になるまで

アラサーの元ウエディングプランナーが仕事で得たノウハウを実践しながら花嫁になっていく記録

会場コーディネートイメージ

結婚式を行う会場コーディネートの統一感はとても重要です。

そして、最近はSNSの影響もあり、ついオシャレなコーディネートだけに目がいきがちですが、全体での統一感がとっても重要。
全体の中には、新郎新婦の衣装、ブーケ・ブートニア、光(外光・照明)が含まれます。
より細かい所まで突き詰めると、料理(特にショープレート)・音楽なども空間コーディネートという意味では関わってきます。

海外だと、空間コーディネーターという職業が日本以上にメジャーで、これらを総合的なバランスで判断をしていくのですが、日本の式場だとまだそこまで手を入れている場合は少なく、装花担当者と打ち合わせをする事が多いです。

私が結婚式を挙げる会場でも然り。
私たちの場合はドレスが決まってすぐあと、比較的早い段階で打ち合わせを行いました。

ヘアメイクやブーケのイメージボードと同じように
詳しくはこちら↓
330.hatenablog.com

イメージボードを作って行くと打ち合わせがスムーズです。


イメージボードを作る際の段取りはざっとこんな感じです。

  1. ピンタレストでひたすら自分の「好き!」を選ぶ
  1. パーティ会場の写真を見て、「好き!」な写真の中で会場に合う物を選ぶ

 この時に、好みだけでなく色味のバランスなども考慮すると良いです

  1. 1,2日おいて、もう一度選んだ写真たちをみて、選定

(冷静に見るとちょっと違う、なんてことも結構あります)

  1. 選んだ写真の共通項を探す。共通する色味や花、花材がピックアップできると、具体的に要望が伝えられるので打ち合わせがスムーズです。

こんな手順でピックアップした写真とキーワード、花の希望などを書いて言ってイメージボードを作成しました。
また、ドレスの写真や、ペーパーアイテムが決まっていたら伝える事も重要です。

ペーパーアイテムも席札やプロフィールブックなどは席に置いておくこともあるので、それらのデザインや色味ともバランスを取っていきます。

そして、意外な盲点になりやすいのがショープレート!
多くの会場で食事提供の前=すなわち、ゲストが入場する時にセットされているのがショープレートです。
という事は、ゲストは「ショープレートありきのゲストテーブル」を一番最初に見る=第一印象となります。

なので、自分たちが希望するコーディネートとショープレートが不釣り合いだと、会場の第一印象が「なんかイマイチ」になってしまうのです。

私たちの場合、このショープレートがかなりの曲者で(笑)

素材が土なのでかなり重厚感がある真っ青なプレートでした。
地産地消を大事にする料理のコンセプトにふさわしい、その土地の土で作られたお皿なので意味合いもとても素敵なのですが、コーディネートする際には悩みの種でした(笑)

会場のコーディネートを幾度となく見ている装花担当の方に相談してお知恵を拝借して、真っ青なプレートが馴染むお花の色合いに。
一方でショープレートは食事中は無くなる訳なので、お花の方にもちょっとだけブルーを入れていただく事でお願いをしました。

お花の指定は「出来れば」という希望ベースで伝え、後は時期の物に任せる事に。
あと1週間ほどで当日を迎えますが、実際どのような景色になるのか、今から楽しみです^^